その専門学校は修業3年ですかね? どうしても理学療法士になることしか考えられない・・・っというのであれば専門学校に行った方がよい気がします。3年で卒業でき、通いやすいと言うことならなおさら。 理学療法士の就職は年々厳しくなっています。この1・2年の現状でさえ選り好みできるほど求人があるわけではありません。病院からの求人はかなり減っています。今後は介護・福祉施設の求人が頼りになってくると思います。そして、なぜか流行してしまったPT/OT養成。学校が乱立し、来年あたりから1万人前後のPTが新たに誕生するそうです(200校以上×仮に60名定員だったとしても・・・ね・・・)。これから入学する人たちの就職が相当厳しくなるのは考えただけでもわかります。しかも多くが専門学校卒の理学療法士です。理学療法士になる以外に潰しはききにくく・・・つまりいったん就職した人が別の業種に転職していなくなることが少ない業界です。理学療法士になるのが遅れれば遅れただけ就職先がなくなっていきます。ですから、どうしても理学療法士以外の仕事には就きたくないっということであれば、できるだけ早く理学療法士になれる道を選んだほうが良いかと思います。 ただ、私の個人的な意見としては、大学を出れば色々と潰しがきくので・・・もし理学療法士以外の道も考えられるなら、断然大学に行くべきです。もちろん、理学療法士にもなれますし、大学を出れば一般企業への就職活動もできます(専門学校での理学療法士になるための勉強は理学療法士になってはじめて意味が出ます。一般の就職をしたときの扱いは高卒になることも多いです)。また、アメリカの理学療法士試験は、大学院を修了した者しか受験ができなかったはずです。日本で大学を出ていれば、大学院留学も可能になります。大変厳しい業界なので、10年先まで考えて進路を選択された方が良いと思います。5年前まで、年間3000人しか誕生していなかったPTが3倍以上養成される時代になったってことを考えれば、これからなにが起こるか分かりませんが。PTの活躍の場が広がると良いですね。頑張ってください。
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